神経性疼(とう)痛の治療に用いられている医療用大麻などの投与は、もしかすると痛みの緩和と引き換えに軸索再生の機会を奪っているのかもしれない
2012年10月22日「神経再生には“痛み”も必要!?」 サイエンスポータル編集ニュース 科学技術 全て伝えます サイエンスポータル / SciencePortalより
整体をするものとしては興味深い研究です。
この研究は神経再生に関するものですが、他の場合も言えるのではないかと思っております。
痛いところには気が集まります。“気”という言葉が受け入れがたいなら「意識が集まる」と言い換えても結構です。意識が集まれば、そこの働きが高まるように感じませんか。
“痛み”というのは誰にとっても不快かもしれませんが、回復に向かう体の働きと思えば少しは感じ方が変わることでしょう。
お腹が痛い、怪我が痛い、腰が痛い、いろいろありますが、何も感じないほうが怖いと思います。悪いところは痛いのが正常だからです。
お腹が痛い、怪我が痛い、腰が痛い、いろいろありますが、何も感じないほうが怖いと思います。悪いところは痛いのが正常だからです。
実際にひどく悪いところは麻痺していることがあります。痛みを感じないのです。
体を診ていく中で「よくこれで痛くないなぁ」と思うことがあります。だから体が整うにつれて痛くなってくることがあります。やがてその痛みも消える頃に、以前よりも体が動けるようになっております。これも回復への道筋なのです。
体を診ていく中で「よくこれで痛くないなぁ」と思うことがあります。だから体が整うにつれて痛くなってくることがあります。やがてその痛みも消える頃に、以前よりも体が動けるようになっております。これも回復への道筋なのです。
こういうことを見ていると、痛みというのが体にとって必要なものだと思うようになってきます。風邪をひいた時に痛いところが出てくるのも、弱いところを自覚させられているように思えてくるのです。
どうでしょう、痛みについて少し見なおしてみませんか。
だからといっていつも痛みに耐え続けるよう指導するわけではありません。
日常生活がままならないこともあるからです。また回復に時間が掛かり過ぎる場合にも、痛み止めは有効と思います。
日常生活がままならないこともあるからです。また回復に時間が掛かり過ぎる場合にも、痛み止めは有効と思います。
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