肘と肺は関係しています。
日常的によく見たり、経験することでは肘掛けが分かりやすいでしょうか。
疲れてくると肘掛けを使いますが、肺が疲れてくると掛けるようになります。
いや、体が疲れているんだろう。
という見方もありますが、的を絞っていけば肺の疲れとなります。
腰が疲れれば足組みをしたり、膝をがばっと開いたり、お尻をずるっとすべらせたりしますので、やはり疲れているところに応じた休息の姿勢があります。
肘を掛けたくなる方も左右で違います。右なら右、左なら左の肺が疲れていると観るべきです。
疲労が蓄積すると肘が黒ずんでくることもあります。
こうなると文字通り疲れが目に見えてきた、ということになります。
歩行時など、平常の動作でも
肺の状態を肘が物語ることがあります。
肘を外に張ったり、内に絞るような姿勢をとったり、いつも曲がっていたり、、、、、
いずれにしましても、その人の体の状態に応じて中心に力が集まる姿勢、
つまりはその人が力を発揮できる姿勢をとります。
その形に定型的なものを押し付けることは出来ません。
力を発揮できる姿勢は人によって少しずつ違うからです。
体の負担による違いもあれば、能力の方向の違いもあります。
もちろんよりニュートラルな緩んだ姿勢を取れることは理想ですが、
鋳型にはめるような考え方はよくありません。
形よりも、中心に力が集まる感覚が大切です。
それが充実感につながっていきます。
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